るうがレンを迎えに行って、二人で私の部屋へ戻って来た。
…けど。
「姫おはよう。」
「待てコラ、おはようじゃねえよ。」
「心配し過ぎだって。」
「ああ?」
この二人まだ仲直りしてなかったの?
もうなんのことだか分からない話を永遠してて、言い合いが終わりそうもないので私は本に目を向ける。
「姫、調合変えて来たよ。」
差し出された本日一回目のお薬タイム。調合を変えたと言うことは、眠り薬を抜いたバージョンだろう。
「はーい。」
私はその薬をすぐに飲み干し、また読書に取り掛かる。
室内では依然るうとレンが何やら揉めていて、外は今日も雨が降り注いでいる。
でも、それも午後までだろう。
「るう、お使いの前にレン様と下に行って薬草の様子見て来てあげてね。」
「お前なあ。」
「私が行ってもいいんだけどねー。ご存知の通り先生に動いちゃダメって言われてるんだよねー。」

