拘束期間、最終日。
待ちに待ったこの日が来ました。
そんな私は昨日ここ最近で一番多く睡眠時間を取ったからか、朝割と早めに目が開いた。
「っ!」
目の前にはるうの顔があって。
昨日あれからどうしたんだっけと、考えるも中々思い出せず。
そして良く考えれば身体はるうにがっちりホールドされていて動けなかった。
…え、何この状況。
でも動けないし、るう起こすのも可哀想だし。
何よりるうがポカポカで温かいから、私もホールド返ししてみた。
「あったかー。」
「…おい。」
「るうおはよー。」
ホールド返しでるうが起きてしまった。
お日様みたいに温かくて日向ぼっこしてる気分だ。
「何してんだ。」
「…るうのエネルギーを吸収してる。」
私がそう言うと。
るうは抱き締める腕の力をこれでもかってくらい強めた。
「…いくらでも持ってけ。」
してやったりと笑うその顔に、不覚にもやっぱり格好良いなと再確認させられた。

