「…寝るのはえーな。」 るうが眠った私に向けて文句を言う。 けど、ベッド横に置いてある空になった薬を見て納得したようで。 「…ごめんな、リン。」 苦しそうに呟いた。 そして起き上がろうとした…が。 眠った私が、るうの服を掴んだままで。るうは動けなくなってしまった。 「不可抗力だ。俺は悪くない。」 自分に言い聞かせるようにぶつぶつ呟き、再び私を抱きしめて。 るうも目を閉じた。