いつの間にか、るうの背中はこんなにも大きくなってたんだ。
と何故か今ふとそんなことに気付く。
私はるうの背中にこつんと頭を寄せてみた。
「……。」
「……。」
なにを話せばいいのかも分からないけど、私はとにかくるうを安心させてあげたかった。
なにも感じないって、さっきるうは言ったけど。
るうに抱きしめられてると、無性に安心する。
一人じゃないって確認できる。
るうがちゃんといるって、そう思える。
だから今は、私が伝えたい。
「私、ちゃんといるからね。」
るうの側にちゃんといるよ。
「…わかってる。」
るうもどうやら安心してくれたみたいで。
さっきまで隠せていなかった不安の色がようやく薄まったのが、声のトーンでなんとなくわかった。
それで私も自然と落ち着いたのか、瞼が徐々に落ちていった。

