伝者と馬を並べて走る。
とにかく最速で。
行く道で襲撃の詳細や、この人の知る最新の被害状況、敵の数、率いてる人物を聞きながら頭を整理して、自分には何が出来るか考える。
ここから逆転の一手はないか考える。
「…じゃあ丸五日も襲撃に耐えて、尚交戦してるかもってこと?」
「はい。皆の士気は高く、自国を守ろうと奮闘していました。」
…分かるよ。
きっとみんな必死に国を守ろうと、諦めずに頑張ってくれてるんだよね。
でも、私はそれにも多少違和感を覚える。
確かに国の守備隊は全て残して来た。それにアレンデールの将軍は私以外にも多数いる。
しかし、五日も侵攻に耐え得るのだろうか。
パパの帰還も大きいとは思うし、みんなの力を疑ってなんかいない。

