(一)この世界ごと愛したい




起きたばっかりなのに、どっと疲れた。




「あ、姫。薬置いとくからね。」


「はい。」



もうこの空気から解放されるなら毒でも飲みます。




「じゃあ、ルイ借りていくね。」


「はい。」




どうやらレンも帰るようで、めちゃくちゃ雰囲気悪い二人で部屋から出て行った。


…大丈夫かな?


と一瞬過ったものの、巻き込まれるのは嫌なので何も言わずに見送りました。はい。




「よし飲もう。」




私はレンの薬を一気飲み。


もう私でも薄々気付いてますよ。この薬、眠り薬混ぜられてるんですよね。



いつもこれ飲むと眠くなるもんね!?



それでも私が抗議しないのは、それをるうが黙認しているから。




るうがレンを信じるなら、私も信じます。





そしてこんな面倒なことになるくらいなら、ずっと寝てたいです!!!