情報過多で爆発寸前の私。
ものすごく機嫌の悪いるう。
そして、見つめ合うレンと謎の女の子。
そうです!現場はカオスです!!!
「…オリビア、なに?」
「お食事をお待ちしたら、お姿が見えなかったので…探している時に姫様のお付きの方に会ったのでご案内いただきました。」
「食事は大丈夫。それだけ?」
「…はい。失礼いたしました。」
ギロリと睨まれる可哀想な私。
すごく優しそうで綺麗な人なのに!睨んだ顔怖いよ!!!
それになんで私が睨まれるの!?
この殺伐とした空気で、私も顔の熱は収まりましたよ。本当にありがとう!!!
そして、私がまだ恐れているのがるうさんだ。
さっきから全然動きを見せないが、機嫌が悪いことだけは理解している。
「る、るう…?」
「ルイは俺に怒ってるだけだよ。君は気にしなくていい。」

