「…ん……?」
薄っすら目を開けると、窓の外は暗くなっていた。
なんとなく身体が重い。
瞼が鉛のように重く感じる。
「リン起きたか。飯食えるか?」
「るう…。」
「ん?」
「…うー…。」
なんだろう、寝てたはずなのに眠い。
あ、それはいつもか。
「どうした?」
「…ねむ、い。」
すると、レンも私の様子を見に近くにきてくれる。
「なにか食べれそう?」
「…いらない。」
レンは、それでも少しでも食べた方がいいと言うのでるうが食事の準備を始める。
「レンも食ってくか?」
「え、いいの?」
「手間は変わんねえし。」
「助かるよ。」
…ん?
あれ、まだ夢かな?
なんか二人仲良すぎない???

