ガンガンと警報のような音が体内で鳴っている。 しかし、ここは戦場。 私の様子次第で隊士の士気に影響を及ぼすことを分かっている。 「どうしたの?」 出来る限りの平常な振る舞いで対応する。 けど、わかってる。 なんとなくだけど。 きっと、よくない何かが起こったんだ。 「王都が襲撃されています!!!」