るうがコーヒーとお菓子を用意してくれた。


レンにも声をかけると、実はお腹が空いていたのか意外と二つ返事で食べている。



そんな中るうと私は再び喧嘩になっている。




「朝からまた何も食わねえで何してんだ。」


「忘れてただけって言ってるじゃん。」


「忘れんのがどうかしてんだよ。」


「ちゃんと元気だから大丈夫だってばー。明日からるうがいるし。ねっ?」


「俺がいねえと飯は食わねえってことか?」


「何もそこまで言ってないけどー。」




もうずっとこの繰り返し。


るうの相変わらずの小言の多さに私はもう面倒になったので、ここからは聞くのをやめました。





「あ、レン様も甘いもの好きなの?」


「うん。」


「おいコラ、話を逸らすな。」



しつこいるうは置いといて、優雅なティータイムを楽しむことにしました。




「これも美味しいよー。」


「あ、ああ。ありがとう?」


「いい度胸だな、リン。」


「もうわかったって言ってるじゃんー。るうしつこい。」