第三王子が読み進める本が、もう数冊目にまで及んだ時にやっと目覚めの時を迎えた私。
「んー…るー…?」
「残念ながら違うよ。俺は君が起きるのを一体いつまで待てばいいのかな。」
「…っ!?」
返事をくれる人がるうじゃないことに驚き、ガバっと驚き起き上がる。
「第三王子…。あー…そう言えば…。」
約束してたな。
そしてるうはもう出掛けたんだった。
…二度寝してしまった!!!
「第三王子って…。」
「あ、ごめん。間違えた。」
もう心の思うままに喋ってしまった。
朝からキツいなー。
二度寝したとは言えまだ眠いし、でも第三王子もいるし起きるしかない。
「…稽古の日、だったよね。」
「うん。」
「…うー。」
「君はまるで猫みたいだね。」
褒められてるのか貶されてるのかも分からない。意味も分からない。
猫って…。
「にゃー?」
「……。」
「はい、ごめんなさい。着替えて来まーす。」
「……。」
眠いなりに精一杯ボケたのに!!!
無視するなら言うなよ!!!
腹が立つと同時に一気に目も頭も冴えて来ましたよ!!!
着替えや身支度を出来るだけ高速で済ませて、第三王子に声を掛ける。
「髪、そのままでいいの?」

