(一)この世界ごと愛したい




部屋に着き、三人仲良く入ります。


そして私はもう隠し通すやる気ゼロ状態なんですが、るうがプンプン状態です。




「お前まじでありえねえ。」


「そんなこと言ったって私悪くないもーん。もういいもーん。」


「開き直るな。」


「えー。じゃあるうが先に気付けばよかったんじゃないのー?」


「お前みたいな広範囲レーダーは俺にはねえの。大体口で言えよ。」


「そんなのめんどくさいじゃん。」




部屋に入るなり、途端に喧嘩する私たち。





「話の端を追って悪いんだけど。今までの君は作りもので、今が素顔だと言うことで合ってるかな?」




意外にもこの喧嘩を仲裁してくれる第三王子。




「…うん、そうですねー。」


「そっか。多少無理しているように感じてたけど、ここまで奔放だとは驚いた。」




無理してる感あったんだ!?



私も知らなかった。完璧な演技だと自信もあったのに。


めちゃくちゃ恥ずかしい奴じゃん。