(一)この世界ごと愛したい




祝ってくれる家族はいないし、もうヤケクソだった。


るうが一瞬むっとして見えたが知らん!



私だって不本意でしかないもん!!!




「レンも良いな?」


「はい。」



第三王子も私同様投げやり感が否めないが。


結婚式ってこんな感じでいいんだっけ。




「滞りなく祝言の日も決まったことだし、余興でも楽しむか。」



余興???




「姫は何が好きなのだ?」



え!?また私っ!?


なにがあるか知らないし、余興ってそもそもどんな種類があるの!?




「…どんなものがあるんでしょう?」


「姫が望めばなんでも叶えよう。」



そうじゃなくて!!!