真剣だしそれなりに重さはあるけど。本当に意外としっくりくるもんだな。
「うーん。」
「どうした?」
「いや、なんか落ち着く。」
「はあ?」
腰の二本の剣。
まるで、ハルとるうがいつでも側にいてくれてるみたいで。落ち着くなーと、そんなことを思った。
「じゃあねー。」
「軽!もっと別れを惜しめ!!!」
「また帰ってくるってばー。何かあったら広間の炎で知らせてねー。基本的に二人は触らなくていいけど。ママとアルにもよろしくー。」
それだけ言い残して、私は早々に炎を纏う。
まずいまずい。
これ以上二人といたら、本当に離れるのが嫌になってしまいそうだ。
「…またね、二人とも。」
最後に私は二人に微笑んで。
大空へ舞い上がる。
出来るだけ高く、どこまでも遠く。
私の道はこれから始まる。
どうか見守っててね。
「…どうか、私を忘れないでね。」

