それも泣く泣く諦め、刻々と時間は過ぎて行きあっという間に約束の時間。
うう、私の読書タイムが…。
「あーあ。残念だけど行こうかー。」
とりあえずそれっぽく綺麗めな衣装を見に纏う。
「王の部屋って分かるの?」
「聞いといた。」
いつの間に…。
るうの案内に沿って、約束した食事会場へ到着した。
王の部屋とは言っても実際は執務室のようなもので、プライベートな部屋は別であるそうだ。
コンコンと扉を叩く。
内側から扉を開けてもらえたので、そのまま中に入る。
「ごきげんよう、陛下。」
「おお、姫よ。生活には慣れたか?」
「ええ。素敵なお部屋を与えていただきましたので、不便なく過ごしております。」
第三王子はまだ来ていないようだ。

