ご飯も食べたし、お風呂も入ったし。これで準備は完璧だ。 準備したのはるうですが。 「鍵忘れるなよ。」 「わかってるよー。」 「あんまり夜更かしするなよ。」 「もう、わかってるってばー。」 るうは小言ばっかりだ。 ママより口うるさいかもしれない。 『リン、あまりルイを困らせるなよ。』 なんて、パパが言っていたなと。 そんな思い出も過ぎる。 「るう、おやすみ。」 「ああ。おやすみ、リン。」 …そう言えば、今この場所で私を名前で呼んでくれるのはるうしかないな。