るうがどれくらいそうしていたのかは知らないけど、そうこうしてる間に私が目覚める。
「…る…う?」
「……。」
「おはよー…。」
「…お、おはよう?」
目を開けたら、るうの目も開いていたので。
挨拶するとるうはかなり動揺の色が顔に滲み出ているのが分かる。
「…大丈夫?」
「…俺?」
「うん、しんどくない?」
「…え?俺?」
もしかして、これは記憶がないのか?
泥酔とは怖いな。
「…覚えてないならいいや。」
「……。」
「元気ならいいよ。約束のコーヒーよろしくー。」
「……はい。」
るうは恐る恐るベッドから降りる。
乾かさずに寝るから髪の毛も寝癖がついてたり、寝起きで見ても良い身体だったり。
非日常的な風景で。
ついつい、記憶が蘇る。
昨日の出来事を私が説明しなきゃいけないのかと、考えるとかなり憂鬱だ。
思い返しただけで顔から火が出そう。
とりあえず私も朝の支度をしたいので、立ち上がり着替えを漁る。
私の荷物を準備したのはママ。
「……。」
初日のような服ばかりでげんなりする。
ちなみに昨日のもそうでした。昨日は慌てて、何でもいいと選び取った服だったので文句も言えなかったが。
しかし準備することを怠ったのは私だ。
大人しく一番に手に取った服に着替えることにしました。

