私は上に乗ったままのるうを、とりあえずかなり強引に横に落とし。そのまま寝かせてあげることにした。
落ち着かないと眠れそうにない私の心臓のため、一度ベッドから離れ鎮めようと試みる。
窓の外はもう真っ暗。
暗転した窓ガラスには自分の姿が映る。
「っ!?」
私は驚き部屋にあった鏡で自分の姿を改めて見る。
首筋から胸元にかけて、点々と赤い花が咲き誇っているこの証明が…私の心臓を中々落ち着かせてはくれない。
「…ハルに見つかっても知らないんだから。」
しばらくはタートルネックか?
こんなに暑い季節に?
「どうすんのー…。」
うるさかった心臓は、ハルの怒りを恐れて徐々に冷静になっていく。
再び窓際に立ち、窓を開けると無数の星達がこんな慌ただしい私の心を虜にしてしまう。
「綺麗…。」
もっと、ずっと見ていたいけど。
せっかくならるうとゆっくり見たいなと思い、そっと窓を閉める。
「…るう、おやすみ。」
お酒のこと知らなくてごめんねと、心の中で謝り相変わらず上半身裸のままのるうに布団をそっと掛けてあげる。
この一件は事故です。
お酒を出させた私が悪かったです。
その横に私も転がって、何もかも忘れて寝ることにした。

