(一)この世界ごと愛したい





「一騎打ちだと私に部がありすぎるから、私の相手は国王軍から選りすぐって用意してくれていいよ。人数もお好きにどうぞー。」


「一人で相手するのか!?」


「だって私の陣営他にいないし。あ、でもハルとるうが向かってきてるから途中乱入するかもね。」


「…分かった。」





スーザンは私の要求を呑んだ。



さあ、最後の戦が始まる。






「先に降りるね。」





私は剣を収め、地を蹴ってふわりと舞い上がる。




またもや取り囲まれていた中から、ゆるりと脱出したものの。


逃げずに大人しく広場で国王軍を待つ。












「総力戦だ!全員行け!!!」



「「「御意!!!」」」







舞台は、全て整った。



もういつでもいいよ、ハル。








私はこの戦場で、待ってるから。