だからこそ、私の命の保障はしなくていいのかと。スーザンはそう言いたかったんだろう。
…無論、本気で帰れると思っています。
「私を殺さないことをここで約束させたとしても、この首の剣を離せばそれは意味を成さないもんね。」
「…どうやって逃げるつもりだ。」
「私は戦国の世の姫であり、一応将軍でもあるからね。」
自分の道も、己の力でこじ開けよう。
「武将らしく、戦で決めようか。」
スーザンは何故かまた怯える。
そして文官がまた私に怒り任せの言葉を投げかける。
「ふざけるな!その剣を離せばそれが最後だ!!!」
「勘違いしないでほしいなー。私は脱出しようと思えば今すぐにでも出来るんですよ。それをしないのがどうしてか少しは考えてよ。」
「何だと!?」
今すぐシロを呼んで、ここから下に飛び降りれば本当にそのままアレンデールに帰れる。
時間も労力も全くかからない。
それをせず私が戦を提案したのは、今取り決めた約束を何が何でも守らせるため。
…力の差を見せて、反古にさせないため。

