「二つ目。私に何があっても、何をされても、レンは絶対に動かないこと。特に謀反の後は一斉に反撃される可能性があるけど全部無視してて。」
「…俺の気持ち知った上で、そんなこと言うリンの神経ってどうなってるの。」
「怪我は絶対にしない!約束する!」
「怪我がなければいいって話じゃないでしょ。俺は嫌だよ。目の前でリンが傷付くの。」
レンの説得って、いつも本当に骨が折れるんだよねー。
心配してくれるのは嬉しいけど。
「そこを何とか堪えて。約束してくれないならレンとは一生会わない。」
「…暴挙だ。」
「お願いします!」
「……会えないのは嫌だから努力はするよ。」
よしよし。
ここまで整えば、もう心配ないです。
「…ごめんね、レン。」
「ルイがいない今、一人で動くにも限界があるって理解してるよ。俺のことは気にしなくていいから。」
「ありがとうー。」
それは、本当にそうで。
こんな時、るうがいないって実は結構大変で。普段どれだけ頼りきって生活してるか思い知らされる。
「三つ目は?」
「三つ目は…。」
最後のお願いは、どうしようかな。
言おうってさっきまでちゃんと思ってたんだけど。なんかどうでもいい気もするなー。
「…やっぱり二つでいいかも。」
「遠慮しなくていいよ?」
「うーん、そうじゃなくて。必要ない気がしてきた。」
「…リンがいいなら、俺はいいけど。」

