「…おっと危ねぇ!何だ爆竹か!?やべぇぞこいつ!」
「チッ!他の奴はどこに隠れてやがる?ここがどこか分かって来てんだろうなぁ?どこの組のもんだぁ?!」
どうしようっ…
なんだか物凄い勘違いをされてる気がする…!
鉢植えを抱え直して首をブンブン振り続ける。
ヘルメットが大きすぎて首がぐらんぐらんする。
「…違うんです!お届け物で!フラワーショップみつばちの者ですっ…」
ただでさえ普段からロバートさん以外の他人とあまり関わらないのに、急な攻撃的な展開に足が竦み声がいつもよりも出ない。おまけにヘルメットのせいで声がくぐもってしまっているのだろうか。
「…ああ?よく聞こえねぇよ。てか、そろそろ面見せろや」
「こいつ、何とかみつばちって言わなかったか?そんな組あったか?ていうか、もしかして女?」
全然伝わらないことに焦っていると、ぶかぶかのヘルメットをガシッと掴まれた。



