視線を床に落とし、なんと返せばいいのか分からないでいるとロバートさんはそれすらも全部分かっているよ、というかのように、 「Ho!Ho!Ho!」と本物のサンタクロースような笑い声をあげるだけで、ただ優しく私の髪の毛をわしゃわしゃとしてくるだけだった。 暫く大人しく頭を乱されていれば、ロバートさんは思い出したかのように「そうだった、そうだった」と木札を取り出してきた。 木札には【祝開店 エンジェルズ様】と書かれていて、私が仕上げた胡蝶蘭につけてくれるものだとすぐに分かった。