その余りにも真剣で情熱的な彼に、胸がじんじんと熱くなってとうとう雫が零れるのを堪えきれなかった。
「…この前もその瞳で誓ってくれましたね。レイちゃんをこうして救ってくれてありがとう。
悔しいことじゃが、私にはこんなに素敵な表情をさせてあげられなかった…レイちゃん?君は今とても素敵な顔をしているよ。更に綺麗になったのぉ」
ロバートさんは朗らかに笑いながら、優しく涙を拭ってくれて。その潤んだ碧い瞳にも、シワシワの涙声にも喉が焼けるように痛くなる。
「ロバートさんっ…」
思わず熊さんのようなお腹にぎゅっと抱きついた。
私にとって神様のような温かくて優しいロバートさんに、これから少しずつ親孝行していこう。
陽だまりのような匂いを感じながら、温かい腕の中に顔を埋めて溢れる涙を誤魔化した。
「ふぉっふぉっふぉ!まだまだ私には勝てませんよ?」
豪快なロバートさんの笑い声がお腹から響いているのは聴こえたけど、2人がバチバチと火花を散らしていたことなんて気付かなかった。



