こんなに苦しそうな顔をまたさせてしまって、漸く理解するなんて本当情けないっ…
でも、謝るのも違う気がする。
信じて甘える気持ち、感謝の気持ち、愛しい気持ち、色んな感情が込み上げて視界が滲む。
この気持ちはどうやって伝えればいいんだろう。
ゆらゆらと揺れているブラウンの瞳を見つめて、言葉にしようとしても上手く出てこなくて。
「ルカさんっ…」
「っ…、」
彼の名前だけが零れて、この気持ちを伝えたくて目の前の彼の胸元に飛び込んでぎゅーっと抱きついた。
初めて自分から飛び込んだ彼の腕の中はやっぱり温かくて、また涙がぽろぽろと零れ落ちた。



