エンゼルランプ





彼が私の過去を聞いて離れるような人じゃないって、そんな簡単な気持ちで私のことを想っているんじゃないって私自身が信じなきゃいけないのに。


自分のことを蔑むことは、彼の気持ちを否定することにもなるのに。


過去なんてどうでもいいって言ってくれた彼の気持ちが漸く分かった。


自分の生い立ちも、お互いの履歴も
何もかもそんなこと関係なくて。

ほんと、もう過去なんてどうでもいいんだ。

彼と出会えたんだから、
こんなにも気持ちを伝えてくれて、
真っ直ぐに私を見つめてくれるんだから、
もう闇なんてどうだっていいのに。

ただ彼を信じて、甘えればいいんだ。

やっと、やっと分かった。