彼の酷く寂しそうな声に、ハッとして息を呑んだ。
……そうだ、私、自分がどう思われてるんだろうってばかり考えてたんだ。
卑屈になって、彼の気持ちなんて少しも考えてあげられてなかった。
「勝手に傷つこうとしないで。俺のこと少しは信じて…そろそろレイちゃんの世界に入れてっ…」
眉を寄せて苦しそうに吐き出された言葉に、目頭が熱くなる。
ほんと、馬鹿だ。全然分かってなかった。
いつもこんなに真っ直ぐに伝えてくれてるのに。
私、ちゃんとルカさんを信じてあげられてなかったんだって今更気づいた。
ほんと、
「(今まで彼の何をみてきたんだろうっ…)」



