だから、自分がどれだけ愚かな人間か思い出してほしくて、
私のことをあの人が忘れてしまったら本当に私の存在が消えてしまうような気がして、怖くて、
度々訪れては、醜い思いを込めて花束を渡した。
こんな思い届くわけないのに思いを込め続けて、自分でも狂ってるって分かっていた。
でも、抜け出せなくて踠いてた。
彼からはそんな姿がどう見えたんだろう。
ロバートさんからの話を聞いて、私のことをどう思ったんだろう。
可哀想、憐れ、醜い、滑稽、軽蔑…
自分に対する言葉が怖くて、ブラウンの瞳から逃げて、自分の膝に視線を落とした。



