なんで、どうして、どこまで…
焦燥感に一気に襲われて、往生際の悪い疑問が頭の中を駆け巡った。
ルカさんにだけは見られたくなかった。
絶対、私は醜い顔をしていた。
…ーーだって、いつも醜い心であの人に花束を渡してる。
黄色いカーネーション "軽蔑してます"
ラベンダー "私に答えてください"
クリスマスローズ "私を忘れないで"…
……毎回、自分なりの捻じ曲げた意味を込めて、いろんな花束を作った。
思い出して、少しでも罪悪感を抱いて欲しかった。
元々狂っていたあの人は、とうとう精神が崩壊して都合よく過去のことを綺麗さっぱり忘れてしまったから。
自分だけ純粋な少女に戻ったかのように、平然としているあの人が許せなかった。



