エンゼルランプ





その声に引き寄せられるように顔をあげると、


「、」


ふわっと鼓動が止まるような感覚に襲われた。


熱のこもったブラウンの瞳が真っ直ぐに注がれていて。


彼は、優しく微笑んで綺麗に佇んでいた。



なんで、ここに…

そう言葉にしたいのに、喉が焼けるようにぎゅっと痛くなって視界が滲む。


こんな見窄らしい自分なんて見られたくなかったっ…

どこまで知られてしまったのか、怖い…


そう、頭の中では不安を訴えているのに、

心の奥の奥は、会いたかったと泣き叫んでいて。


頭も心もちぐはぐで、込み上げてくる感情に耐えるように口をキュッと結んだ。