その日からの記憶は曖昧だけど、ロバートさんとの思い出は沢山ある。
真っ白な世界の中、ここに辿りついてロバートさんと出会って、いろんな話を聞いて。
ぎゅっと抱きしめてくれた温もりに初めて安心感を得て、熊さんのようなお腹あたりをぎゅっと握りしめたことはよく覚えてる。
そして、日本語も英語もぐちゃぐちゃで、喋ることが怖くなっていた私に優しく笑いかけてくれたことも。
あの日から、ロバートさんと一緒にサンダーソニアの球根を鉢に植えて一生懸命育てた。
自分が何者なのか、いつか分かりますようにと祈った。
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