次の日、私はすぐに近所の子供達に聞いてみた。
「ハーフの女の子を知ってるかい?」
日本人離れした顔を思い出しながら特徴を教えていくと1人の男の子が大きな声を出した。
「あ!ぼく、しってる!ママにともだちになっちゃダメっていわれたんだ!」
「ん?どういうことかな?」
「さいきん、"いぎりす"ってとこからきたんだって!金色の髪のおんなの人と!あそこのおウチはへんだから近づいちゃだめだって、ママ言ってた!」
そうか、最近イギリスから引っ越して来たのか。
通りで分からなかったはずだ。
金髪の女性…母親だろうか。
周囲からあまりよく思われてないようで、儚げなその女の子のことが益々心配になった。



