エンゼルランプ

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日本に住み始めて数年目の冬、12月24日の聖なる夜。

忘れもしないその日は、はらはらと雪が降っていて、辺り一面真っ白だった。


「ロバートさん!さようなら〜!」

「ロバートさん、良いお年を!」

「メリークリスマース!!」



「みんな気をつけて帰りなさい。Merry Christmas!」


子供達の笑い声を聞きながら、キャンドルが儚く灯る小さな教会の中へと戻った。



私は小さな単立の教会で牧師をやっていたんだ。

その日も簡単にクリスマスミサを開いていてね。

近所の子供達もたくさん集まって、あっという間に楽しいひと時が過ぎていった。



「おや?君はまだ帰らないのかい?」




礼拝堂に並んだ会衆席の右側、真ん中あたりに小さな頭が見えて不思議に思いながらゆっくりと近づいた。



「もうみんな帰ったぞー?」


そう笑いながら小さな頭を覗き込んだ。