『ルカさんにどうしたらもっと愛を捧げられますか』
その言葉だけが頭の中で響き渡って、心臓が鷲掴みにされたようにぎゅっと悲鳴をあげた。
そんなの、
「あ、ちょっと!どこ行くのよ?!」
お嬢の声を背に、足早に廊下を通り過ぎる。
ほんと、彼女はどこまでも狡い。
そんな嬉しすぎる言葉聞いて、もうゆっくり教えるなんてできるわけない。
紳士ぶって、かっこつけてなんていられない。
本当の彼女の世界に入れてもらうのを待つだけなんてできない。
もう、彼女は俺のものなんだから、
遠慮なくその世界にどっぷり浸からせてもらおう。



