ルカさんは休みの日、どんなことをして過ごしているんだろう。
やっと誕生日を知ることができたけど、まだまだ知らないことが沢山ある。
そして彼も、私のことは全然知らない。
「ねぇ、レイちゃんの誕生日はいつ?」
タイミングが良い彼の甘い声に思わず肩が小さく跳ねた。
誕生日なんて……
「…12月16日です。」
…ほんと、顔を見られてなくて良かった。
きっと今、酷く醜い顔をしている。
「……あーごめん、本当は知ってる。レイちゃんの口から聞きたくて、つい聞いちゃった。もう休みも取ってるんだ。2人っきりでお祝いしようね?」
彼の予想外の返答に驚きすぎて、無意識に強張っていた顔の筋肉がほぐれた。
いつの間に知ってくれていたんだろう。
まだまだ先なのに、休みって…
凄く楽しそうな声色にきっとまた得意げに、綺麗に微笑んでる表情が想像できる。



