「あの、ルカさんにもう一つ謝らなければいけないことがあって…」
「…え?」
そう、控えめに声を出して、彼女は華奢な体を更に縮めて、凄く申し訳なさそうに眉尻を下げた。
いつも透き通っている綺麗なヘーゼル色の瞳は、心なしか潤んでいて不安げに揺れている。
初めて見るそんな彼女の表情に、俺の心臓もきゅっと縮まって息がつまって、彼女を撫でていた手をそっと下ろした。
さっきまでの幸せな気持ちはどんどん萎んで、喉が乾くのを感じる。
何を、言われてしまうんだろう。
ついこの間伝えた気持ちを断られてしまうんだろうか。
もしかしてわざわざ会いにきてくれたのは、それを伝えるためなのか。
律儀で真面目な彼女のことだから、このプレゼントをお詫びにしようとしているのか。
………それとも、俺の醜い心がバレてしまったんだろうか。



