「…もうなにー、雅人なんか用………え、?」 ———天使がいる。 また、頭がいかれて、そんなことが浮かんで。 綺麗なヘーゼル色の瞳に吸い込まれた。 初めて彼女と出会った時と同じような、胸がドクンと大きく弾み、雷に撃たれたような、身体中に電撃が走ったような、自分でもどうすることもできないような感覚に陥った。 …いや、それ以上だった。 「ルカさん、お誕生日おめでとうございます」 彼女に脳が壊されて思考停止して、いつのまにか自分の隣に座らせているんだから。 ほんと、このままでは、まずい。