エンゼルランプ

˖⊹ 𑁍


天使 sideルカ


そうか、きっと彼女のことを考えすぎて俺はついに幻想を見始めたんだ。



そう思ってから、これが現実なんだと、やっと正気に戻ったのは彼女の戸惑ったような控えめな声が耳に届いてから。



「あの、ルカさん…」



俺のすぐ隣に座っている彼女に、ゆっくりと視線を向ける。



あまりの衝撃的な展開に動揺して思考が停止したまま、いつのまにか彼女を自分の部屋に招き入れて隣に座らせ、お茶を出していた。



「(まずい…ほんと、なにこの状況…)」


この短時間、どうやって自分が動いたか分からない。

どうやって彼女に声を掛け、中に入ってもらったんだ。



…とうとう、俺の思考回路はぶっ壊れ意識がぶっ飛んでいた。