エンゼルランプ




強面のおっちゃんに笑顔で見送られてもね……


自分より十以上は年上、千田が俺に向けた笑顔が変に余韻に残る。




ひとり苦笑いを零しながらネクタイの結び目を緩めると、主人の残りの後片付けをしようと踵を返した。





早く帰って眠りたい。
布団にダイブしたい。
女の子と遊びたい。






脳内には淫らな欲がどんどんと浮かんできて、早く終わらせようと聳え立つ高層ビルに足を進めた。