エンゼルランプ






「…ほんと、なんて幸せなんだ。レイちゃんからそんな言葉を聞ける日がくるなんてね…私は本当に嬉しいよ」


ロバートさんは眉尻を下げながらも優しく微笑んで頭をゆっくりと撫でてくれる。



「レイちゃんに芽生えたその感情は大切に育てなさい。育てることは得意じゃろ?花のように大切に育てて誰かに捧げなさい。


……もう過去に縛られなくていいんだ。
今の素敵なレイちゃんはちゃんとここに存在してる。ちゃんと生きてるから、ね?」



その言葉に胸がジンジンして、目から雫がぽろっと零れて、思わず目の前の熊さんのようなお腹に抱きついた。


涙が出たのなんていつぶりだろう。

ほんと、感謝してもしきれないよ。



ロバートさんの言葉で心が軽くなったような気がして、自分でも思ってた以上に、怖くて不安を抱えてたんだって気づいた。



「ふふんっ、本当、今日は幸せじゃ。こうやってレイちゃんをぎゅっとするとレイちゃんと出会った頃を思い出すなぁ」



ロバートさんの懐かしい香りを感じながら私も同じことを思い出していて、思わずはにかんだ。



「…それにしても、レイちゃんと彼はそっくりだね?妬けちゃうなぁ〜」