「もう、好きすぎて苦しい。傘で隠すだけじゃ無理。ずっと閉じ込めてレイちゃんの表情全部、独り占めにしたい。……早く、早く俺だけのものにしたい。」
想いが止まらなくて、息苦しくて、
無意識に震える手を必死で抑えながら、強張っている彼女の小さな頭をそっと撫でた。
「…でも、もう少し我慢するから。俺の気持ちだけは分かってて?」
良かった。
今すぐ抱き潰して、めちゃくちゃにしたい衝動に駆られながら、なけなしの理性が残っていた。
溢れてしまったんだから、もう仕方ない。
もう少し我慢って自分で言っときながら正直自信ないけど、今振られるつもりもないし、離れるつもりもない。
これからはもっと彼女に俺の気持ちを植え付けて、
俺しか考えられなくなるくらい愛を伝えて、
俺の愛情で染め上げて、
もう俺から逃げられなくすればいい。



