こんな昼間に会えたのは何日ぶりだろう。
そう思いながらも、鼓動は彼が近づいてくるたびに一拍ずつ強く脈打つ。
なにか、なにか声を出さなきゃ。
そう思うのにさっきの愛子さんとの会話でより意識してしまって、喉がきゅっと詰まる。
真っ直ぐに向けられるブラウンの瞳にしゃがみ込んだまま動けないでいると、目の前にいた愛子さんが意地悪そうに言葉を発した。
「ダメよ。恋バナは私たちだけ!ルカにも雅人さんにも秘密なんだから!」
愛子さんは腕を組み、そう挑発気味にルカさんに向かって口角をあげた。
「ふぅん。」
彼はそんな愛子さんに一瞬ちらっと視線を向けて気の抜けた返事をすると、すぐにまた私をじっと見つめてきた。



