「もう、レイったらほんと世話が焼けるのよ?」
頬を染めて、照れ臭そうにそう言った彼女は凄く嬉しそうで。
予想外の彼女の反応に吃驚しすぎて、喉が詰まる。
愛子さん、私と仲良いと思われて嫌じゃないのかな。
そんなことがぼんやり浮かんだのに、
「愛子のほうが世話が焼ける。仕事してても気が気じゃない」
愛おしそうに愛子さんの頭を撫で続ける雅人さんに更に吃驚した。
お似合いだと思ったけれど、ここまで甘いとは思わなかった。
「もう、雅人さん!恥ずかしいからやめてよ!」
「本当のことだ」
顔を真っ赤に染める愛子さんとそれを優しく見つめる雅人さんの甘々な雰囲気に、お邪魔したらいけないと静かに背を向けて花壇のほうにそっとしゃがみ込んだ。



