「…お疲れ様です」
「ああ、ご苦労さん。体調は大丈夫か」
雅人さんに頭を下げると愛子さんと同じ様に気にかけてくれた。
「はい、本当にお世話になりました」
少し気が早いけれど…
明日お会いできるか分からないし、雅人さんも凄く忙しそうだったから、今タイミングが合って良かった。
「いや、こっちこそ色々世話になった。愛子と仲良くしてくれてありがとな」
雅人さんは隣の愛子さんの頭をポンポンと優しく撫でて、穏やかに言ってくれた。
「(でも、私と仲良くなんて…)
そんなことを言ったら、愛子さんは「そんな仲良くないわよ!」と怒るのでは…
愛子さんの怒った姿が容易に想像できて、恐る恐る彼女に視線を向けた。



