そのあまりの剣幕に、唖然と彼女を見上げた。
「ちょっと聞いてるぅ!?分かったわよね!?」
「えっ…」
「ねぇ!?」
こくこくっと思わず首を縦に振ることしかできなかった。
愛子さん、本当ころころと変わって心臓に悪い。
よくそんなに喋れるな…
雅人さんの前でもこんなに威勢がいいのかな…
もう彼女の気迫溢れるその姿についていけず、ただぼんやりと、彼女に正反対だと言われてしまったポーチュラカを見つめた。
「(…取り敢えず早く地植えし終えないと。)」
薄っすらと赤みを帯びてきた腕を視界に捉えながら、スコップを握り直した。



