すっかり敵対心を解いてくれた愛子さんは毎回私の体調を気にしてくれながら、色んな話をしてくれた。
「はい、お世話になったお礼に。ポーチュラカは育てやすいですよ」
「アンタって本当、律儀よね。ふぅん、これポーチュラカっていうのね。ねぇ、花言葉はなんていうの?」
「"いつも元気"とか"無邪気"だった気がします」
「へぇ。アンタと正反対ね」
黒目をくりくりとさせながら、さらっとそんな事を平気で言葉にする。
愛子さんは悪気がなく、思ったことをそのまま口にする人なんだと最近分かった。
そんな裏表がない愛子さんとの会話は嫌いではなくて、寧ろ気楽で良いなと思う自分がいた。



