エンゼルランプ

˖⊹ 𑁍


意識 sideレイ



「ん、…ルカさん、やっぱり…ひゃっ…!」


「レイちゃん、俺を困らせたくないでしょ?」



甘い甘い、優しい声が耳から身体に浸透して、恥ずかしさで意識を失いそうになる。


ルカさんのそんな言葉に何も言えなくなり、必死に胸元を隠した。


人生で初めてあんなに必死に自分の思いを伝えたのに、こんなことになるなんて思いもしなかった。




「ねぇ、そんなにガチガチにならないで。もっと力抜いて?」


「っ、」