「レイちゃん?やっぱり体調まだ悪いわよね?ごめんなさいね。ほら、愛子。レイちゃんをゆっくりさせてあげましょう?行くわよ」
「はーい。じゃあ、また来るわ。ゆっくり寝てなさいよ!」
そう言ってふたりとも和室からそそくさと出て行ってしまった。
直ぐに返事をしなかったから気を遣わせてしまったんだ…
このままでは、どんどん自分がダメになる。
今まで避けていた他人との関わりが急激に濃くなって、自分を見失いそうなってしまうけど、これでは、ダメだ。
そう思ってゆっくり立ち上がると、私もそっと和室から抜け出した。



