確かに、愛子さんがルカさんを馬鹿にしたとき楯突いてしまった。
愛子さんを庇おうとした時、ルカさんの傷つく顔が見たくないと勝手に結びつけてしまった。
今までの自分からは考えられない行動をとる私の中で、ルカさんの存在は大きくなっていることはもう自分でも誤魔化せないところまできているけれど…
「あの、彼女とは?」
「……は?」
「……え?」
私はきっと物凄く困惑した顔をしていて、愛子さんは明らかに「こいつ何言ってんだ」なんていってるかのように、眉間を思いっきり皺寄せて。
お互い見つめ合って、動きを止めていたそのとき、絶妙なタイミングで襖が開いて上品な声が部屋に響いた。
「あら、もうそんなに仲良くなったのね?ふふっ、私も仲間に入れて下さいな」



