エンゼルランプ



殆どルカさんが話していて私は相槌を打っているだけだけど、その日の出来事や、千田さんの面白い話など本当にたわいもない話を聞くのが緊張しながらも心地良いと感じていた。




それと同時に、いつのまにかルカさんからの電話を楽しみにしている自分がいて、そんな自分に怖くなる。



この気持ちの正体を知ってしまったらいけないような気がして、目を背けることしか対処法が分からなかった。




「レイちゃん?大丈夫かい?最近なんだかボーッとしてるようだけど…」



そう言ってロバートさんは眉尻を下げて心配そうに顔を覗き込んできた。



ダメだ。最近すぐに考え事をしてしまう。

いつも通り仕事に集中しなくちゃ。



「すみません。大丈夫です」



無理矢理、思考をシャットダウンさせて心を落ち着かせた。